チャープ波の使い道2006年06月19日 22:02

チャープ波の解析結果
V1.30 (正確には V1.21) でチャープ波作成機能が追加されました。
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/18/258474
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/03/31/310915

RH1 FFT を普通に使う分には、あまり頻繁に使用することはないと思います。
周りの環境の音響特性を調べるのに使われることがあるようですが、思いつくのはそれくらいでしょうか。

しかし RH1 FFT 自体の機能をテストするのには意外と役立ちます。
例えば上図はチャープ波をハニング窓(上)と方形窓(下)で解析したものです。
窓関数については過去の記事にも解説がありましたが、
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/14/254000
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/14/254022
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/17/257809
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/18/258315
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/18/258430
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/18/259052
このチャープ波の解析結果を見ると、イメージしやすいのではないでしょうか。

これ以外にもフィルタや相関関数のテストなどでお世話になりました。
そのような用途には、単なる正弦波では少し物足りません。

皆さんも「この機能がどういう動きをするのか、簡単な信号でちょっと試してみたい」というときは、チャープ波を使用してみてはいかがでしょうか。

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