ウィザードについて2008年02月09日 21:43

記事にウィザードに言及したものがあったので、
どうやって実装するのか考えてみました。

ベスト
簡単なマクロ機能を追加し、それを用いてウィザードを実現する
メリット
ユーザー側で自由に使いやすく仕様を変更できる
デメリット
マクロの実装が必要なため単純に実装するよりハードルが高い

次に現実的
マクロ機能を使わずにウィザードを実現する
メリット
マクロを実装するのに比べてハードルは低い
デメリット
ユーザーが仕様を変更できない

ここまで書いてきて思いついたのですが、プログラムの変更を
最低限にしてある程度使いやすさを改善できると思いました。

割とすぐにできること
レンジの設定などを行う方法をまとめて、
判定方法等含めてヘルプファイルに追加する

とりあえずできるところからやってみたいと思います

ウィザードの実装2007年11月14日 23:43

ここまで考えてきたウィザードですが、
基本的にはこの最後にまとめているように実装できたら、FFT解析の進め方の説明がぐっと楽になると思います。
もしもユーザーのかたからさらに要望がありましたら、ぜひ実装を検討したいと思いますのでこの記事のコメントでもどしどしのせてください。
よろしくお願いします

ウィザードの実装に向けて2007年11月06日 21:08

ここまで書いてきたステップをまとめて実装する場合に
どのようにできるのかを検討するための材料を作ってみます。
(ただし簡単のためにリアルタイム解析は省いています)

1.既存のデータの読み込み→3、
  または新規に録音してから解析→2
2.録音の設定
  トリガー(録音開始を始める)レベル設定
  録音時間の上限の設定
3.録音実行
  録音、データ保存を必要な回数繰り返す
  →5
4.読み込むデータを指定
5.解析設定
  解析のワンブロックの大きさを設定
  窓関数を設定
  窓倍率を設定
6.グラフ表示の設定
  周波数グラフの縦軸横軸設定
  ソノグラフの表示設定
7.特徴を抽出

という流れになります。
特に5.6.は設定を変更しながらベストの設定を見つける必要が
あるので、あきらめずに5.6を往復して、なんとか7.にいたることが
サクセスストーリーです。l

今後はこの各項目の中身を更新していきます

ウィザードのまとめ2007年10月13日 20:36

ウィザードについて考えてきました。
色々な設定について書きましたが、少しまとまったのかなと思います。

これらのことを踏まえて、いくつかの目的、
音声分析、騒音分析等についてウィザードの検討を始めたいと
考えています。

もちろん、皆さんが希望のものがあれば考慮させていただきますので、
遠慮なくコメントを入れてください。

以上、よろしくお願いします

ウィザードの基本52007年09月26日 23:18

特にそのグラフ上に特徴が見いだせない場合の対処ですが、

グラフの表示が縦長すぎる場合には一ブロックが小さすぎるということになり
周波数分解能が足りないので一ブロックの大きさを大きくする(長くする)

逆に横長になっている場合(特徴的な部分が1ブロック中にかき消されている
)には一ブロックの大きさを小さくする(短くする)

これが基本的な戦略です。この対処法で十分に解明できない場合には窓の大きさを
10程度に大きくします。
これらで特徴が抽出できない場合には、特徴があいまいな信号を解析しているのでウェーブレット変換等の非定常解析に向いた解析を行う、あるいは時間領域で
解析する等の工夫が必要かもしれません。

ウィザードの基本42007年09月23日 15:34

通常画面には
一段目 縦軸振幅、縦軸時間の時間グラフ
二段目 縦軸振幅、横軸周波数の周波数グラフ
三段目 縦軸周波数、横軸時間のそのグラフ
が表示されています。

一段目のグラフは両側の下にあるボックスに直接数値を入れて
横軸の範囲を設定する以外にもアイコンを利用して、拡大縮小、領域選択
移動等ができます。まずここで対象となる音声の範囲を表示します

次に、アイコンの選択を解除した状態で一段目を左クリックすると二段目にはその
位置での周波数領域のデータ、二段目には全体におけるその部分が表示されます。
特に特徴的な周波数を見つけることが目的の場合には、周波数分解能や
オーバーラップ率、あるいは窓関数を変更しながらグラフの変化を見ていきます。
特に関係の周波数が低周波あるいは高周波にある場合にはその二段目の
両側のボックスに数値を入力し範囲から外すことでさらに、問題点に集中
することができるようになります。

ウィザードの基本32007年09月18日 22:58

解析設定(詳細)
解析間隔を設定後、FFT窓関数を設定します。1より大きな値を設定すると解析の間隔が1ブロックより大きくなるため、解析がオーバーラップします。これにより、定常的ではない解析ができます。例えば衝撃的な音や、瞬間的な振動等をとらえる場合、振動の発生きかんよりも解析間隔が大きくなるので、特徴を捉えるのに有効です。
ただし、一般的にはこの機能はオーバーラップ率で設定しますがこのソフトでは窓倍率という形で設定しているので、必要な場合には右側に出る窓のサイズとオーバーラップ率をみながら、意図した解析になるように設定するとよいです。
次回はグラフの表示について説明します

ウィザードの基本22007年09月13日 21:29

解析設定
オプションメニューのキャプチャータブのキャプチャーパラメーター内の
キャプチャー間隔でFFTのワンブロックの大きさを決める。
この際設定した間隔の逆数が周波数分解能になります。
(例えば100msceならば、1/10秒なので逆数の10Hzの周波数分解能になります、ただし窓倍率が1の場合)
サンプリングレート(Hz)を2で割ると解析の最大周波数になります。
特に高い周波数を解析する必要がない場合には調整することができます。
解析周波数や最大周波数、FFTのワンブロックの大きさは解析で非常に重要なのでイメージと合わない解析になってしまった場合には調整してください。

ウィザードの基本2007年09月11日 22:02

今のソフトの仕様を考えてみると
起動時
そのままリアルタイムタブが表示されます。

データの読み込み
そのまま入力されている音声をリアルタイムに解析する場合にはこのまま
入力されている音声を一度録音してそれから解析する場合には、録音データタブに移動しそれから録音
既に録音した、WAV,MP3等を開く場合にはファイルメニューの開くあるいはインポートを選択

録音の設定
オプションメニューの録音タブとキャプチャータブでトリガーや録音時間の上限等を設定します。

次回は解析等についての設定について書きます

ウィザードについて2007年09月03日 23:31

今までも何度か検討を行ってきたのですが
これからしばらくウィザードを考えてみたいと思います。
うまくまとまったらウィザード機能を付加したいと思います