定常的な振動を解析する場合2006年07月02日 09:54

今回は定常的な振動の解析の設定について書いてみます。

RH1FFTでは直接、加速度センサーや変位センサーが接続できないので、他のハードウェアを用いて測定した結果をUFFやWAVで取り込むか、振動の近くで音をマイクで測定することになります。
このうち、音として用いる場合には
http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/06/27/423003
を参考にしてください。
UFFで取り込む場合は、[ファイル]-[UFFのインポート]から行います。WAVの場合はそのまま開くことができます。

その後、一番簡単な定常的な振動を解析する場合で、
1.解析すべき周波数(f)が分かっている場合
2.これから解析周波数を抽出する場合
の二つの場合がありますが、 だいたい音と同じで十分ですから

解析タブ
解析間隔              1000msec
FFT窓倍率             1
窓関数               方形窓
(ノイズが気になる場合はハニング、定量的に行う場合にはフラットトップ)

時間グラフタブ
表示モード             全体

ソノグラフタブ
スケール:振幅          対数
     :周波数         対数

という設定でだいたいうまくいくと思います。
次は非定常な解析について書いてみます

コメント

_ JIN ― 2006年07月03日 00:05

機種依存の話でいいので、加速度センサーから取り込んで RH1 FFT で解析するまでの手順を絵入りで解説したら面白いと思います。
個人的に興味があるというのもありますし、新機能のヒントも得られるかもしれません。
もちろん RH1 FFT のアピールにもなります。

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