キャプチャーパラメータと解析パラメータ2006年02月08日 22:39

マニュアルにも書いてありますが、その補足です。

[オプション] の [キャプチャー] ページの [キャプチャーパラメータ] はリアルタイムページの FFT の設定であり、同じく [解析] ページの [解析パラメータ] は録音データページ(ファイルデータページ含む)の FFT の設定です。
([解析] ページの [解析オプション] は、リアルタイムページ、録音データページ共通です)

表示されている数字の計算方法は以下のとおりです。
 FFT 窓のサイズ = キャプチャー間隔(解析間隔)×FFT 窓倍率
 オーバーラップ率 = 100 × (1 - 1/(FFT 窓倍率))
 FFT にかける実データサイズ(FFT 点数の左側の数字) = FFT 窓のサイズ×サンプリングレート
 FFT 点数(FFT 点数の右側の数字) = FFT にかける実データサイズ以上の最小の 2 のべき乗
 周波数分解能 = サンプリングレート / FFT 点数

それぞれの数字は、表示の上では以下のような意味を持っています。
 キャプチャー間隔(解析間隔) : 各グラフの(録音データページでは再生時の)表示更新頻度、ソノグラフのデータ間の時間間隔
 FFT にかける実データサイズ : 周波数グラフの元となるデータ数、ソノグラフの一データの元となるデータ数
 FFT 窓のサイズ : 時間グラフの範囲(リアルタイムページ)、時間グラフのカーソルの大きさ(録音データページ)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/02/08/246067/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。