IEEE Float 形式 wav ファイル ― 2006年04月15日 01:47
http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/03/21/298413
にも書いたとおり、次バージョンでは IEEE Float 形式をサポートします。
これは一つのデータを浮動小数点で表すもので、以下の利点があります。
- 1.0 を超える値を表すことができる。
- 小さい値でも相対的な分解能を一定に保つことができる。
前者は UFF のインポートで、後者は相関関数で役立ちます。
音声データとして考えた場合は 1.0 が最大音量を表します。
しかし 1.0 を超えていてもデータとしては不正ではないようで、再生時は 1.0 を越えた部分が 1.0 に丸められるようです。
一方 PCM 形式では [-1.0, 1.0] の範囲を整数で表しています。
たとえば 16 ビットだと [-32768, 32767] が [-1.0, 1.0] にマッピングされます。この場合は 1.0 を超える値は表せませんし、どんなに小さい値でも分解能は 1/32767 (1/32768) 固定になります。
上の浮動小数点に対して、こちらは本質的には固定小数点と考えられます。
にも書いたとおり、次バージョンでは IEEE Float 形式をサポートします。
これは一つのデータを浮動小数点で表すもので、以下の利点があります。
- 1.0 を超える値を表すことができる。
- 小さい値でも相対的な分解能を一定に保つことができる。
前者は UFF のインポートで、後者は相関関数で役立ちます。
音声データとして考えた場合は 1.0 が最大音量を表します。
しかし 1.0 を超えていてもデータとしては不正ではないようで、再生時は 1.0 を越えた部分が 1.0 に丸められるようです。
一方 PCM 形式では [-1.0, 1.0] の範囲を整数で表しています。
たとえば 16 ビットだと [-32768, 32767] が [-1.0, 1.0] にマッピングされます。この場合は 1.0 を超える値は表せませんし、どんなに小さい値でも分解能は 1/32767 (1/32768) 固定になります。
上の浮動小数点に対して、こちらは本質的には固定小数点と考えられます。
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