ホワイトノイズの作成方法2007年01月20日 21:13

ホワイトノイズについては以下を参考にしてください。
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/11/03/608969

一様乱数でもホワイトノイズになるようですが、RH1FFT では http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA
にあるように正規乱数を使用しています。
(次バージョンで追加予定)

ただし、平均 0, 標準偏差 0.5 の正規乱数のうち、[-1, 1] の範囲内にあるもののみ採用しています。確率的には 5% 弱のものが捨てられることになり、その分厳密な正規分布とは異なります。
この辺りの処理を厳密に行おうとすると、不自然に 0 に偏ったデータになってしまうので、妥協しています。

ピンクノイズの作成方法2007年01月20日 21:15

ピンクノイズについては以下を参考にしてください。
 http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/11/06/682682

もしかしたら直接生成する方法もあるのかもしれませんが、RH1FFT ではホワイトノイズに -3 dB/octave のフィルターを適用して作成しています。
(正確には 20*log10(1/√2) ≒ -3.0103 dB/octave)
ただし本当にすべての周波数帯にこれを適用してしまうと、低周波が大きくなりすぎるので、20Hz 以上の部分にのみ適用しています。
したがって、20Hz 未満はフラットな(ホワイトノイズと同じ)特性です。

ホワイトノイズ、ピンクノイズについては以下も参考にしてください。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Colors_of_noise