チャープ波 ― 2006年08月17日 21:48
特定の周波数であるサイン波では全体的な傾向をつかんだり、どの周波数が対象か特定していない場合には時間がかかるという問題点がある。
その欠点を補うため、サイン波の周波数を時間とともに変化させる(掃引、sweep)したものがチャープ波(chirpあるいはスェプトサインswept sign)です。
特徴としては、時間が比較的短く、かつインパルス応答と比較して、ノイズの影響が少ない(S/Nがよい)、振動解析の場合には加振器が必要ということがあげられる。
周波数の増え方が時間に線形に増加、指数関数的に増加の二種類があり、線形の場合には各周波数ごとのエネルギーが一定になり、指数関数的な場合にはオクターブ毎のエネルギーが一定になる。後者は特に音響解析時に用いる。これは人間の耳が指数関数的に音を認識するためであり、1オクターブ上の音は周波数が2倍であり、したがって、ピアノやハープの弦の長さは1オクターブ違うと長さが半分になり、弦の長さが指数関数的に変化している。
その欠点を補うため、サイン波の周波数を時間とともに変化させる(掃引、sweep)したものがチャープ波(chirpあるいはスェプトサインswept sign)です。
特徴としては、時間が比較的短く、かつインパルス応答と比較して、ノイズの影響が少ない(S/Nがよい)、振動解析の場合には加振器が必要ということがあげられる。
周波数の増え方が時間に線形に増加、指数関数的に増加の二種類があり、線形の場合には各周波数ごとのエネルギーが一定になり、指数関数的な場合にはオクターブ毎のエネルギーが一定になる。後者は特に音響解析時に用いる。これは人間の耳が指数関数的に音を認識するためであり、1オクターブ上の音は周波数が2倍であり、したがって、ピアノやハープの弦の長さは1オクターブ違うと長さが半分になり、弦の長さが指数関数的に変化している。
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