オーバーラップ解析2006年01月27日 21:30

オーバーラップ解析は、一回のフレーム時間長が終わらないと次の解析を行わない通常のFFTに対して、終わらない内に次の解析を行うことです。例えば周波数レンジ400Hzでライン数400の場合、周波数分解能が 400Hz/400ライン=1Hzとなり、フレーム時間長は1Hzの逆数の1秒になります。
通常は最初の解析は0~1秒、次は1~2秒、2~3秒、………となります。
オーバラップ解析でラップ率を90%にすると1*0.9で0.9秒ラップするので
最初の解析は0~1秒、次は0.1~1.1秒、次は0.2~1.2秒………となります。
これにより、比較的短い時間で変化する現象を顕在化しやすくなります。

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