相互相関関数機能2006年04月12日 01:36

http://cessna373.asablo.jp/blog/2006/04/09/320983
の続きのようなものです。

上の絵は相互相関関数について説明したものです。
相互相関関数では + のデータと - のデータの二つのデータが生成されます。
自分に対して相手を + 方向にずらしたのが + のデータ、- 方向にずらしたのが - のデータです。
- のデータの一番最後と + のデータの一番最初はずらしていない状態での値であり、そこで両者がつながっています。
つなげたものを一つだけ生成してもいいのですが、どこが 0 (ずらしていない状態での値)なのかが分かりやすくなるように、このようにしてみました。

なお自己相関関数では + のデータしか生成されません。
少し考えれば分かるように、自己相関関数の - のデータは + のデータを t = 0 の軸に対して反転したものになります。