騒音計(3) ― 2007年07月18日 20:19
騒音計の時定数についてです。SLOW(時定数1sec),FAST(時定数125msec)はJIS C 1505に規定されています。
時定数とは減衰速度を表します。FASTに設定すると立ち上がり、減衰が早くなります。SLOWに設定すると立ち上がり、減衰が遅くなります。
従って、FASTではピークが高くなり、かつ下がるも早いです。SLOWではピークが低くなり、かつさがるのも遅いので高い状態が続きます。
実際のメーターの表示はFASTでは針の動きが左右に早く動きますが、SLOWではゆっくり動きます。
音声等定常ではない場合にはSLOWではあまり大きく動きませんが、FASTでは強い音が出る度に針が振れます。
使い方としては長い時間を平均したピークを知りたい場合にはSLOW、瞬間的なピークを知りたい場合にはFASTを使います。
騒音計のまとめをすると、町中の騒音をはかるような場合にはSLOWでA特性、クラクションの様な瞬間的な音をはかる場合にはFASTでA特性、ホームシアターでできるだけフラットな音が欲しい場合には同じ入力の周波数をCDやPCから出力し、それをアンプ、スピーカーを通してでてくる音を騒音計で測定し、SLOWでFLAT特性で測定して、それが一定になるようにするのがよいです。
時定数とは減衰速度を表します。FASTに設定すると立ち上がり、減衰が早くなります。SLOWに設定すると立ち上がり、減衰が遅くなります。
従って、FASTではピークが高くなり、かつ下がるも早いです。SLOWではピークが低くなり、かつさがるのも遅いので高い状態が続きます。
実際のメーターの表示はFASTでは針の動きが左右に早く動きますが、SLOWではゆっくり動きます。
音声等定常ではない場合にはSLOWではあまり大きく動きませんが、FASTでは強い音が出る度に針が振れます。
使い方としては長い時間を平均したピークを知りたい場合にはSLOW、瞬間的なピークを知りたい場合にはFASTを使います。
騒音計のまとめをすると、町中の騒音をはかるような場合にはSLOWでA特性、クラクションの様な瞬間的な音をはかる場合にはFASTでA特性、ホームシアターでできるだけフラットな音が欲しい場合には同じ入力の周波数をCDやPCから出力し、それをアンプ、スピーカーを通してでてくる音を騒音計で測定し、SLOWでFLAT特性で測定して、それが一定になるようにするのがよいです。
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